2011/07/04 #002 「ニコ生のひみつ」|岡田斗司夫ゼミ登場作品まとめ

2011
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『岡田斗司夫ゼミ』第2回です。

今回のテーマは「ニコ生のひみつ」。

ニコニコ生放送の話だけでなく、宮崎駿・宮崎吾朗親子の話、水木しげるの人柄、漫画の読み方、テレビ番組を作る難しさなど、いろいろな話題からたくさんの作品が出てきます。

岡田先生が「読んだほうがいい」とすすめた作品もあれば、良いところ・気になるところの両方をじっくり話した作品もあります。

この記事では、おすすめされた作品だけでなく、少し名前が出ただけの作品も、できるだけ登場した順番にまとめています。

なお、記事内の岡田斗司夫先生の発言は、各項目に記載した動画の該当箇所から引用しています。



今回の「もものすけポイント」!

もものすけ
もものすけ

水木しげるさんの「鬼太郎とねずみ男がゼニをがっぽがっぽ」について

先生がとっても楽しそうに語っていました!

そんな先生にほっこりしました♪

【動画:53:05】





  1. 今回登場した作品・コンテンツ一覧
  2. 登場作品を順番に紹介
    1. 1.アニメ映画『コクリコ坂から』
    2. 2.新聞コーナー「悩みのるつぼ」
    3. 3.ボードゲーム『モノポリー』
    4. 4.雑誌『サイゾー』
    5. 5.漫画『アオイホノオ』
    6. 6.アニメ映画『ゲド戦記』
    7. 7.アニメ映画『風の谷のナウシカ』
    8. 8.アニメ映画『もののけ姫』
    9. 9.『リトル・ニモ』
    10. 10.『長くつ下のピッピ』
    11. 11.テレビアニメ『アルプスの少女ハイジ』
    12. 12.テレビアニメ『未来少年コナン』
    13. 13.アニメ映画『ルパン三世 カリオストロの城』
    14. 14.アニメ映画『太陽の王子 ホルスの大冒険』
    15. 15.アニメ映画『カーズ』
    16. 16.アニメ映画『崖の上のポニョ』
    17. 17.小説『クジョー(Cujo)』
    18. 18.漫画『ぷりぷり県』
    19. 19.書籍『Atomic Kitchen: Gadgets and Inventions for Yesterday’s Cook』
    20. 20.「ムーミン」シリーズ
    21. 21.漫画『ゲゲゲの鬼太郎』
    22. 22.テレビドラマ『ゲゲゲの女房』
    23. 23.雑誌『フィギュア王』
    24. 24.漫画『あしたのジョー』
    25. 25.テレビ番組『BSマンガ夜話』
    26. 26.漫画『HUNTER×HUNTER』
    27. 27.雑誌『週刊少年ジャンプ』
    28. 28.アニメ映画『借りぐらしのアリエッティ』
    29. 29.テレビ番組『BSアニメ夜話』
    30. 30.テレビアニメ『タイムボカン』
    31. 31.テレビ番組『開運!なんでも鑑定団』
    32. 32.テレビアニメ『マジンガーZ』
    33. 33.特撮テレビ番組『ウルトラマン80』
    34. 34.特撮テレビ番組『大鉄人17』
    35. 35.映画『ウォール街』
  3. この回で特に強くすすめられていた作品
  4. 宮崎駿・水木しげる――作品と作り手は切り離せない
  5. まとめ

今回登場した作品・コンテンツ一覧

  1. コクリコ坂から
  2. 悩みのるつぼ
  3. モノポリー
  4. サイゾー
  5. アオイホノオ
  6. ゲド戦記
  7. 風の谷のナウシカ
  8. もののけ姫
  9. リトル・ニモ
  10. 長くつ下のピッピ
  11. アルプスの少女ハイジ
  12. 未来少年コナン
  13. ルパン三世 カリオストロの城
  14. 太陽の王子 ホルスの大冒険
  15. カーズ
  16. 崖の上のポニョ
  17. クジョー(Cujo)
  18. ぷりぷり県
  19. Atomic Kitchen: Gadgets and Inventions for Yesterday’s Cook
  20. ムーミン
  21. ゲゲゲの鬼太郎
  22. ゲゲゲの女房
  23. フィギュア王
  24. あしたのジョー
  25. BSマンガ夜話
  26. HUNTER×HUNTER
  27. 週刊少年ジャンプ
  28. 借りぐらしのアリエッティ
  29. BSアニメ夜話
  30. タイムボカン
  31. 開運!なんでも鑑定団
  32. マジンガーZ
  33. ウルトラマン80
  34. 大鉄人17
  35. ウォール街

    ※『リトル・ニモ』『長くつ下のピッピ』『ムーミン』など、ゼミの中でどの媒体・作品を指しているのかはっきり分からないものは、無理に個別作品へ決めず、出てきた名前のまま載せています。


登場作品を順番に紹介

1.アニメ映画『コクリコ坂から』

種類:アニメ映画
監督:宮崎吾朗
脚本:宮崎駿/丹羽圭子
制作:スタジオジブリ
公開:2011年
主な声優:長澤まさみ、岡田准一、竹下景子、石田ゆり子、柊瑠美
言及タイプ:比較として言及
おすすめ度:—
動画:7:20、35:35、1:25:10

番組の前半で、ニコ生を見ている男女の割合について話す中で名前が出ます。

そのあと宮崎吾朗監督の話でも、もう一度登場します。岡田先生は、『ゲド戦記』のあとに宮崎吾朗さんがもう一度監督をするとは思わなかった、と話しています。

舞台挨拶を見て宮崎吾朗さんについては、以前よりも「戦いを経た武士の顔」のようになったと、好意的に見ていました。

判定根拠:作品そのものをくわしく評価するより、宮崎吾朗さんの変化を話すために出てきたので「比較として言及」としました。


2.新聞コーナー「悩みのるつぼ」

種類:新聞の人生相談コーナー
掲載:朝日新聞 土曜別刷り「be」
開始:2009年
言及タイプ:詳細解説
おすすめ度:—
動画:13:00、29:45

16歳の男子高校生から寄せられた「女優と結婚したい」という相談をきっかけに、恋愛の不条理について話しています。

後半では、朝日新聞からいくつかの相談候補が送られてきて、その中から自分が答えたいものを選んでいることも説明しています。

岡田先生が実際に回答者として参加しているため、相談が記事になるまでの裏側も少し分かる話になっています。

判定根拠:相談内容だけでなく、質問の選び方や回答を考える過程まで話しているので「詳細解説」としました。




3.ボードゲーム『モノポリー』

種類:ボードゲーム
発売:1935年
現在のブランド:Hasbro
言及タイプ:比較として言及
おすすめ度:—
動画:19:30

堀江貴文さんが収監される日に着ていたTシャツの話から名前が出ます。

Tシャツに書かれていた「GO TO JAIL」という言葉について、岡田先生は『モノポリー』で刑務所へ行くときの表現だと説明しています。

判定根拠:ゲームそのものを紹介するためではなく、Tシャツの意味を説明するために出てきたので「比較として言及」としました。

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4.雑誌『サイゾー』

種類:雑誌
出版社:サイゾー
創刊:1999年
号数:特定できず
言及タイプ:比較として言及
おすすめ度:—

動画:24:20

苫米地英人さんがお金持ちだという話の中で名前が出ます。

岡田先生は、苫米地さんについて『サイゾー』を買ったほどのお金持ちだ、と説明しています。

判定根拠:雑誌の内容については話しておらず、苫米地英人さんの話をするために出てきたので「比較として言及」としました。




5.漫画『アオイホノオ』

種類:漫画
作者:島本和彦
出版社:小学館
発表期間:2007年~連載中
巻数:33巻(2026年8月時点)
言及タイプ:詳細解説
おすすめ度:★★
動画:27:45

視聴者から「『アオイホノオ』ご出演おめでとう」とコメントされて名前が出ます。

岡田先生は、島本和彦さんから当時の自分について電話で取材を受けたことを話しています。

その時に話したことが漫画に使われ、自分が突然作品の中に登場したことについて「けっこう楽しい」と話しています。

判定根拠:自分が漫画に登場するまでの取材の裏側を具体的に話し、作品についても楽しそうに話しているので「詳細解説」としました。


岡田先生
岡田先生

島本和彦から電話かかってきて

「なんか岡田さん、あの頃はどうだったんですか」って

「いやいや俺、実はパジャマって着たことがなくて」って話して
「それは最高ですね」って言ったら

なんかいきなり漫画の中に出てきてるから、けっこう楽しいですね




6.アニメ映画『ゲド戦記』

種類:アニメ映画
監督:宮崎吾朗
脚本:宮崎吾朗/丹羽圭子
制作:スタジオジブリ
公開:2006年
主な声優:岡田准一、手嶌葵、田中裕子、香川照之、菅原文太
言及タイプ:詳細解説
おすすめ度:★
動画:35:35

宮崎吾朗さんと宮崎駿さんの親子関係を話す中で、かなり長く取り上げられます。

岡田先生は、宮崎駿さんにとって『ゲド戦記』は昔から作りたかった特別な作品だったと説明しています。その作品を息子の宮崎吾朗さんが監督することになり、宮崎駿さんが強く反対したという話もしています。

原作者のアーシュラ・K・ル=グウィンを訪ねたときの宮崎親子や鈴木敏夫さんのやり取りも紹介しています。

作品そのものについては、大成功だったとは言いにくいとしながらも、宮崎駿さんの息子という大きな重圧の中で一本の映画にまとめたことは評価しています。

判定根拠:作品の制作背景や宮崎親子の関係をかなりくわしく説明しているので「詳細解説」としました。評価は良いところと厳しいところの両方があるため、おすすめ度は★です。




7.アニメ映画『風の谷のナウシカ』

種類:アニメ映画
監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿
制作:トップクラフト
公開:1984年
主な声優:島本須美、松田洋治、榊原良子、納谷悟朗、永井一郎
言及タイプ:比較として言及
おすすめ度:—
動画:37:55

宮崎駿さんが長いあいだ『ゲド戦記』を作りたがっていたという話の中で名前が出ます。

岡田先生は、『ナウシカ』などにも、宮崎駿さんが『ゲド戦記』のためにためてきたイメージや物語が使われているのではないか、と話しています。

判定根拠:『ゲド戦記』と宮崎駿さんの創作の歴史を説明するために出てきたので「比較として言及」としました。


8.アニメ映画『もののけ姫』

種類:アニメ映画
監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿
制作:スタジオジブリ
公開:1997年
主な声優:松田洋治、石田ゆり子、田中裕子、小林薫、西村雅彦
言及タイプ:比較として言及
おすすめ度:—
動画:37:55

『風の谷のナウシカ』と同じく、宮崎駿さんが長年ためてきた『ゲド戦記』につながるイメージの例として名前が出ます。

判定根拠:作品そのものの感想ではなく、宮崎駿さんの創作の歴史を説明するために出てきたので「比較として言及」としました。


9.『リトル・ニモ』

種類:要確認
作品:特定できず
言及タイプ:比較として言及
おすすめ度:—
動画:37:55

宮崎駿さんが若いころに「作りたかったけれど、できなかった」企画のひとつとして名前が出ます。

岡田先生は、今から見ると宮崎駿さんの歴史は成功の連続に見えるけれど、若いころは実現できなかった企画も多かったと話しています。

判定根拠:宮崎駿さんの過去を説明するための例として出てきたので「比較として言及」としました。




10.『長くつ下のピッピ』

種類:要確認
作品:特定できず
言及タイプ:比較として言及
おすすめ度:—
動画:37:55

『リトル・ニモ』と同じく、宮崎駿さんが作りたかったけれど実現できなかった企画の例として名前が出ます。

判定根拠:作品そのものの紹介ではなく、宮崎駿さんの経歴を説明するために出てきたので「比較として言及」としました。

※原作小説そのものを紹介しているとは断定できないため、著者や出版社などは付けていません。




11.テレビアニメ『アルプスの少女ハイジ』

種類:テレビアニメ
演出:高畑勲
制作:瑞鷹
話数:全52話
放送:1974年
主な声優:杉山佳寿子、宮内幸平、小原乃梨子、吉田理保子、沢田敏子
言及タイプ:比較として言及
おすすめ度:—
動画:37:55

宮崎駿さんが本当に作りたかった企画を実現できなかったという話の中で名前が出ます。

岡田先生は、宮崎駿さんの歩みは今から見ると華やかに見えるけれど、本人にとっては「できなかったこと」の多い時代でもあったと話しています。

判定根拠:宮崎駿さんの経歴を説明するための作品例なので「比較として言及」としました。




12.テレビアニメ『未来少年コナン』

種類:テレビアニメ
演出:宮崎駿
制作:日本アニメーション
話数:全26話
放送:1978年
主な声優:小原乃梨子、信沢三恵子、青木和代、永井一郎、吉田理保子
言及タイプ:比較として言及
おすすめ度:—
動画:37:55

宮崎駿さんが若いころに作ってきた作品を並べる場面で名前が出ます。

後半では、『借りぐらしのアリエッティ』に出てくる野性的な少年を「『未来少年コナン』のジムシーみたい」とたとえる場面でも、もう一度名前が出ます。

判定根拠:宮崎駿さんの経歴や別作品の登場人物を説明するために使われているので「比較として言及」としました。




もものすけの独り言!

もものすけ
もものすけ

『未来少年コナン』については、岡田先生がゼミで熱く解説しています!




13.アニメ映画『ルパン三世 カリオストロの城』

種類:アニメ映画
監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿/山崎晴哉
制作:東京ムービー新社
公開:1979年
主な声優:山田康雄、島本須美、小林清志、井上真樹夫、増山江威子
言及タイプ:比較として言及
おすすめ度:—
動画:37:55

宮崎駿さんの若いころを振り返る中で名前が出ます。

今では名作を次々に作ったように見える宮崎駿さんにも、思いどおりの企画を作れなかった時代があった、という話の一例です。

判定根拠:作品そのものの評価ではなく、宮崎駿さんの経歴を説明するために出てきたので「比較として言及」としました。




14.アニメ映画『太陽の王子 ホルスの大冒険』

種類:アニメ映画
監督:高畑勲
脚本:深沢一夫
制作:東映動画
公開:1968年
主な声優:大方斐紗子、市原悦子、平幹二朗、東野英治郎、三島雅夫
言及タイプ:比較として言及
おすすめ度:—
動画:38:25

宮崎駿さんや高畑勲さんが若いころ、アニメ作りをめぐって会社側と激しくぶつかったという話の中で名前が出ます。

岡田先生は、そのような経験を重ねて作られたスタジオジブリを、後に宮崎吾朗さんが監督として使うことになった点に、宮崎駿さんの複雑な気持ちがあったのではないかと話しています。

判定根拠:宮崎駿さんと高畑勲さんの歩みを説明するために出てきたので「比較として言及」としました。




15.アニメ映画『カーズ』

種類:アニメ映画
監督:ジョン・ラセター
脚本:ジョン・ラセターほか
制作:ピクサー・アニメーション・スタジオ
公開:2006年
主な日本語吹替声優:土田大、山口智充、戸田恵子、浦山迅、パンツェッタ・ジローラモ
言及タイプ:比較として言及
おすすめ度:—
動画:40:55

『ゲド戦記』と同じ時期に公開された作品として名前が出ます。

岡田先生は、宮崎駿さんが実の息子の『ゲド戦記』にはほとんど言葉を寄せず、一方でジョン・ラセターさんを「息子のようなもの」と言って『カーズ』を応援した、という話をしています。

判定根拠:『カーズ』の内容を評価するためではなく、宮崎駿さんと宮崎吾朗さんの親子関係を説明するために出てきたので「比較として言及」としました。




16.アニメ映画『崖の上のポニョ』

種類:アニメ映画
監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿
制作:スタジオジブリ
公開:2008年
主な声優:奈良柚莉愛、土井洋輝、山口智子、長嶋一茂、天海祐希
言及タイプ:批評
おすすめ度:★
動画:44:05

50歳を過ぎても、作品の中に自分のエネルギーや色気を入れ続ける宮崎駿さんはすごい、という話から名前が出ます。

岡田先生自身は『ポニョ』について「あんまり好きなアニメじゃない」と話しています。

それでも、あの年齢であの作品を作れる宮崎駿さんの力については、はっきり「すごい」と評価しています。

判定根拠:作品を好きだとは言っていませんが、良いところと自分に合わないところの両方を話しているので「批評」としました。


17.小説『クジョー(Cujo)』

種類:書籍/小説
著者:スティーヴン・キング
出版社:Viking Press
発売:1981年
ページ数:319ページ(英語初版)
言及タイプ:詳細解説
おすすめ度:★★
動画:47:10

狂犬になった犬に襲われ、車の中に閉じ込められた人々を描く小説として紹介しています。

岡田先生が特に取り上げたのは、自動車修理工の男性の考え方です。物は買っただけでは自分のものではなく、何度も直して手を加えることで、本当に自分のものになるという話です。

岡田先生はこの考え方に「すごいそれ感動して」と話し、完成度の高いガンプラやレゴと、自分で手を加えて作る工作の違いを考えるきっかけにしています。

判定根拠:小説の一部分をかなり具体的に説明し、自分が強く感動したことも話しているので「詳細解説」としました。

※日本語版のどの版を読んだのかは分からないため、書誌情報は英語初版を載せています。


18.漫画『ぷりぷり県』

種類:漫画
作者:吉田戦車
出版社:小学館
発表期間:1995~1998年
巻数:全5巻
言及タイプ:詳細解説
おすすめ度:★★
動画:50:10

作品に登場する「ゴーゴー川男花火大会」を説明しています。

ふんどし姿の男が足にロケットをつけて空へ飛び、空中で線香花火をするという、壮大なのか地味なのか分からないお祭りです。

岡田先生はこの場面を自分で小さなジオラマにしています。後半でも「吉田戦車とかムーミンとかが好き」と話しています。

判定根拠:作品の具体的な場面を説明し、自分で模型まで作っているうえ、吉田戦車さんが好きだとはっきり話しているので「詳細解説」としました。


19.書籍『Atomic Kitchen: Gadgets and Inventions for Yesterday’s Cook』

種類:書籍
著者:Brian S. Alexander
出版社:Collectors Press
発売:2004年
ページ数:176ページ
言及タイプ:推薦
おすすめ度:★★★
動画:51:00

コーヒーブレイク中に、岡田先生が実際に本を見せながら紹介しています。

昔のアメリカで考えられた未来的な台所や道具を見るのが楽しいと話し、Amazonでも普通に買えたと視聴者に伝えています。

判定根拠:「この本楽しいよ」とはっきり好意を示し、視聴者が買えることまで案内しているので「推薦」です。


20.「ムーミン」シリーズ

種類:シリーズ名のみ/媒体は特定できず
原作者:トーベ・ヤンソン
言及タイプ:名前のみ登場
おすすめ度:★★
動画:51:40

ムーミンパパのマグカップを見せながら、黄昏れているムーミンパパの姿が好きだと話しています。

後半でも「吉田戦車とかムーミンとかが好き」と話しています。

判定根拠:特定の小説・漫画・アニメについて話しているわけではないので「名前のみ登場」としました。ただし、ムーミン自体は好きだとはっきり話しているため、おすすめ度は★★です。

※小説・漫画・アニメのどれを指すのか特定できないため、個別作品の情報は付けていません。



もものすけの独り言!

もものすけ
もものすけ

ムーミンについては、岡田先生がゼミで熱く解説しています!




21.漫画『ゲゲゲの鬼太郎』

種類:漫画
作者:水木しげる
出版社:講談社ほか
発表期間:1965年~(複数誌・複数シリーズ)
巻数:版によって異なる
言及タイプ:推薦
おすすめ度:★★★
動画:53:05

原作漫画について、岡田先生はかなり強くすすめています。

アニメなどで知られている鬼太郎とは少し違い、原作初期の鬼太郎はお金に細かく、ずる賢く、意地悪なところもあると説明しています。

さらに、水木しげるさん本人のテレビインタビューの話へ進みます。鬼太郎やねずみ男が大ヒットして「ゼニががっぽがっぽ」入ったことを楽しそうに話す水木さんを、とても面白がっています。

判定根拠:「みんな読んだほうがいい」とはっきりすすめ、そのあとも作品の特徴をくわしく説明しているので「推薦」です。

なお、文字起こしでは「文庫本」とだけ話しており、どの文庫版を指しているのかは特定できません。


岡田先生
岡田先生

原作版の『ゲゲゲの鬼太郎』が、今文庫本で出てるからね、もうみんな読んだほうがいいよ

あれ、すごいよ。




22.テレビドラマ『ゲゲゲの女房』

種類:テレビドラマ
放送局:NHK
放送期間:2010年3月29日~9月25日
話数:全156回
言及タイプ:名前のみ登場
おすすめ度:—
動画:53:05

水木しげるさんのテレビインタビューに奥さんが一緒に座っていた話をする時に名前が出ます。

岡田先生は、その奥さんを「『ゲゲゲの女房』で有名になった」と説明しています。

判定根拠:ドラマの内容については話していないので「名前のみ登場」としました。




23.雑誌『フィギュア王』

種類:雑誌
出版社:ワールドフォトプレス
創刊:1997年
号数:特定できず
言及タイプ:名前のみ登場
おすすめ度:—
動画:57:20

以前『フィギュア王』の編集長から聞いた話として、水木しげるさんの人柄を紹介しています。

水木さんはお金にあまりこだわらず、鬼太郎を使いたいという話にも気軽に「いいよ」と答えてしまうので、周りの人が守らなければいけなかったそうです。

判定根拠:雑誌の中身については話しておらず、話の出どころとして誌名が出ただけなので「名前のみ登場」としました。




24.漫画『あしたのジョー』

種類:漫画
原作:高森朝雄
漫画:ちばてつや
出版社:講談社
発表期間:1968~1973年
巻数:全20巻(講談社コミックス版)
言及タイプ:詳細解説
おすすめ度:★★
動画:59:55

『BSマンガ夜話』で夏目房之介さんが話していた、「矢吹丈は最後に死んだのか、生きているのか」という読み方を紹介しています。

岡田先生は、漫画ではページを読む方向と、人物が向いている方向に意味があるという話をします。

夏目房之介さんの説明では、物事を前へ進める人物は左を向き、止める人物は右を向くことが多い。その考え方で最後の矢吹丈を見ると、進む方向を向いているため「生きている」と考えられる、という話です。

判定根拠:最終場面の絵の向きまで取り上げて、漫画表現をくわしく説明しているので「詳細解説」としました。





25.テレビ番組『BSマンガ夜話』

種類:テレビ番組
放送局:NHK BS2
放送期間:1996~2009年
言及タイプ:詳細解説
おすすめ度:★★
動画:59:55、1:29:25

『あしたのジョー』の話で番組名が出たあと、延長パートでは番組が終わった理由について長く話しています。

岡田先生によると、出演者が事前の打ち合わせを嫌がったり、本番になるまで何を話すか分からなかったりして、NHKにとってはコントロールしにくい番組だったそうです。

一方で、岡田先生自身は当時のメンバーについて「すごい最高で、話しやすい」と話しています。ただ、長く続いたことで、お互いの出方が分かってしまい、少しマンネリも感じていたそうです。

再開するなら喜んで出演したいけれど、「終わりどきだったかな」とも話しています。

判定根拠:出演者本人の立場から、番組作りの難しさや終了までの事情をかなりくわしく語っているので「詳細解説」としました。




26.漫画『HUNTER×HUNTER』

種類:漫画
作者:冨樫義博
出版社:集英社
発表期間:1998年~連載中
巻数:39巻(2026年8月時点)
言及タイプ:名前のみ登場
おすすめ度:★★
動画:1:02:40

水木しげるさんがしょっちゅう連載を休んでいた話から、視聴者が冨樫義博さんについてコメントしたことで名前が出ます。

岡田先生は新刊を「早速買った」と話し、連載が再開したらニコ生で一コマずつ解説したい、と冗談まじりに話しています。

判定根拠:物語そのものについてはほとんど説明していないので「名前のみ登場」です。ただし、新刊をすぐ買うほど強い興味を示しているため、おすすめ度は★★です。


もものすけ
もものすけ

『HUNTER×HUNTER』については、岡田先生がゼミで熱く解説しています!






27.雑誌『週刊少年ジャンプ』

種類:漫画雑誌
出版社:集英社
創刊:1968年(1969年から週刊化)
号数:特定できず
言及タイプ:比較として言及
おすすめ度:—
動画:1:02:40

『HUNTER×HUNTER』がいつ連載を再開するのか、という話の中で名前が出ます。

岡田先生は、「8月1日の『ジャンプ』から連載再開してくれたら」と話しています。

判定根拠:『HUNTER×HUNTER』の掲載誌として名前が出ただけなので「比較として言及」としました。




28.アニメ映画『借りぐらしのアリエッティ』

種類:アニメ映画
監督:米林宏昌
脚本:宮崎駿/丹羽圭子
制作:スタジオジブリ
公開:2010年
主な声優:志田未来、神木隆之介、大竹しのぶ、竹下景子、藤原竜也
言及タイプ:批評
おすすめ度:★★
動画:1:15:30

スタジオジブリが、宮崎駿さんだけに頼らず次の時代へ進もうとしている作品として、長く分析しています。

岡田先生は、家政婦ハルの顔を宮崎駿さんに重ね、この小人を捕まえる場面にも、若いスタッフが宮崎駿さんの作ってきた世界から離れようとする意味が込められているのではないか、と読み取っています。

さらに、病弱な少年・翔のその後や、アリエッティが髪を下ろして旅立つラストについても、自分なりの意味を読み取っています。

作品の挑戦については「かっこいい」と高く評価する一方で、「映画としては中途半端」とも話しています。

判定根拠:良いところと物足りないところの両方を、自分なりの読み方と一緒にくわしく話しているので「批評」としました。

画像:スタジオジブリ公式サイト「作品静止画」より
© 2010 Mary Norton/Keiko Niwa/Studio Ghibli, NDHDMTW
出典:スタジオジブリ『借りぐらしのアリエッティ』作品ページ




29.テレビ番組『BSアニメ夜話』

種類:テレビ番組
放送局:NHK BS2
放送期間:2004~2009年
言及タイプ:詳細解説
おすすめ度:—
動画:1:33:20

延長パートで、『BSマンガ夜話』よりも番組を作るのが難しかったと説明しています。

アニメ映像を番組の中で使うには使用料が必要で、作品によっては権利を持つ人や会社が複数あるため、ほんの少し映像を使うだけでも大きなお金がかかることがあるそうです。

そのため、知名度があり、語りやすく、映像使用料も現実的で、できればアニメオリジナル作品というように、取り上げられる作品の条件がかなり厳しくなっていたと話しています。

判定根拠:実際に番組を作る時の権利や費用の問題まで具体的に説明しているので「詳細解説」としました。




30.テレビアニメ『タイムボカン』

種類:テレビアニメ
総監督:笹川ひろし
制作:タツノコプロ
話数:全61話
放送:1975~1976年
主な声優:太田淑子、岡本茉莉、小原乃梨子、八奈見乗児、たてかべ和也
言及タイプ:比較として言及
おすすめ度:—
動画:1:33:20

昔、タツノコプロの作品は映像使用料が安かったり、宣伝になるなら使用料を取らなかったりする時代があったという話の例として名前が出ます。

そのため、懐かしのテレビ番組などで『タイムボカン』の映像をよく見かけたと説明しています。

判定根拠:『BSアニメ夜話』で映像を使う難しさを説明するための例なので「比較として言及」としました。




31.テレビ番組『開運!なんでも鑑定団』

種類:テレビ番組
放送局:テレビ東京
放送期間:1994年~放送中
言及タイプ:比較として言及
おすすめ度:—
動画:1:33:20

古いおもちゃをテレビで紹介する場合でも、キャラクターの著作権などが関係し、簡単には映せないことがあるという例として番組名を出しています。

判定根拠:テレビ番組そのものを評価する話ではなく、著作権の複雑さを説明するために出てきたので「比較として言及」としました。




32.テレビアニメ『マジンガーZ』

種類:テレビアニメ
原作:永井豪
制作:東映動画
話数:全92話
放送:1972~1974年
主な声優:石丸博也、松島トモ子、八奈見乗児、大竹宏、富田耕生
言及タイプ:比較として言及
おすすめ度:—
動画:1:33:20

『開運!なんでも鑑定団』で昔のおもちゃを紹介する話から名前が出ます。

岡田先生は、『マジンガーZ』のような作品では、原作者、出版社、テレビ局など複数の権利が関係し、テレビで扱う時に費用や手続きが複雑になる場合があると説明しています。

判定根拠:作品の内容ではなく、テレビで作品やおもちゃを映す時の権利の話を説明する例として出てきたので「比較として言及」としました。

※なお、弓さやか役は放送途中で声優が交代しています。「主な声優」は初期キャストを中心に記載しています。




33.特撮テレビ番組『ウルトラマン80』

種類:特撮テレビ番組
制作:円谷プロダクション
話数:全50話
放送:1980~1981年
言及タイプ:名前のみ登場
おすすめ度:—
動画:1:36:00

延長パートで、視聴者コメントに「ウルトラマン80について」と作品名が出ます。

岡田先生は、そのコメントには答えていません。

判定根拠:視聴者コメントに作品名が出ただけで、内容は語られていないので「名前のみ登場」としました。


34.特撮テレビ番組『大鉄人17』

種類:特撮テレビ番組
制作:毎日放送/東映
話数:全35話
放送:1977年
言及タイプ:名前のみ登場
おすすめ度:—
動画:1:36:00

『ウルトラマン80』と同じ場面で、視聴者コメントとして作品名が出ます。

岡田先生自身は作品について話していません。

判定根拠:視聴者コメントに題名が出ただけなので「名前のみ登場」としました。


35.映画『ウォール街』

種類:実写映画
監督:オリバー・ストーン
脚本:スタンリー・ワイザー/オリバー・ストーン
主演:マイケル・ダグラス/チャーリー・シーン
制作:20世紀フォックス
公開:1987年
言及タイプ:比較として言及
おすすめ度:—
動画:1:43:20

番組の最後に、これからの社会では「欲望」だけでなく「プライド」をどう扱うかが大切になるのではないか、という話をしています。

その中で、『ウォール街』の登場人物ゲッコーが、欲望を肯定する考えを話していた例を出しています。

判定根拠:映画そのものを論じるためではなく、自分の社会についての考えを説明するために出てきたので「比較として言及」としました。


この回で特に強くすすめられていた作品



今回のゼミでは、特に次の2作品をはっきりすすめています。

  • 『Atomic Kitchen: Gadgets and Inventions for Yesterday’s Cook』 ― 「この本楽しいよ」と紹介し、Amazonで買えることまで案内しています。
  • 『ゲゲゲの鬼太郎』 ― 原作漫画について「もうみんな読んだほうがいいよ。あれ、すごいよ」と強くすすめています。


宮崎駿・水木しげる――作品と作り手は切り離せない



今回の話で何度も出てくるのが、「作品だけでなく、それを作った人を見るともっと面白い」という考え方です。

宮崎駿さんについては、息子の宮崎吾朗さんとの関係や、『ゲド戦記』をめぐる複雑な気持ちまで含めて話しています。

水木しげるさんについては、『ゲゲゲの鬼太郎』の原作だけでなく、お金が「がっぽがっぽ」入ったことを楽しそうに話す本人の姿まで紹介しています。

さらに『あしたのジョー』では、漫画家が長年身につけた身体感覚が、人物の向きやコマの流れにまで表れるという話が出ます。

岡田先生は、クリエイターの性格や生き方と、そこから生まれた作品を一緒に見ると、作品の見え方も変わってくると話しています。

※ここで紹介しているのは、ゼミの中で岡田先生が話した考え方です。作品や制作者についての公式見解とは分けて読んでください。


まとめ



第2回のテーマは「ニコ生のひみつ」でした。

ニコ生とテレビの違いから始まり、宮崎駿・宮崎吾朗親子、水木しげる、漫画表現、テレビ番組の著作権まで、話題はかなり自由に広がっていきます。

作品では、『Atomic Kitchen』と『ゲゲゲの鬼太郎』が特にはっきりすすめられていました。『クジョー』や『ぷりぷり県』も、岡田先生自身が強く興味を持っていることが伝わってきます。

『ゲド戦記』や『借りぐらしのアリエッティ』では、作品そのものだけでなく、スタジオジブリや宮崎駿さんをめぐる人間関係や、次の世代へ進もうとする動きについても長く話しています。

第2回は、「面白い作品の後ろには、面白くて少し変わった作り手がいる」という岡田先生の見方がよく表れている回です。