2011/11/07 #006 「恐怖と​笑いの都市伝説~ディ○ニー​からト○ロまで」

2011
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ゼミ第6回目に先生がご紹介された書籍や映像作品をまとめました。

今回はいろんな都市伝説について岡田先生が楽しく語る回でした。



もものすけ
もものすけ

なお、タイトルにある”ディ○ニー​”についてのお話は

ぜひゼミ本編をご覧ください♪



注目!
今回の勝手に!「もものすけポイント」


もものすけ
もものすけ

岡田先生が、”マグロ漁船での事故”について核心をつく話をしたとき

先生も楽しそうでしたがゼミ生も大盛り上がりで、画面が”www”で埋め尽くされる瞬間がありました。

楽しそうな先生と、同じく楽しそうなゼミ生の関係性に、心がほっこりしました。





『HUNTER×HUNTER』のすごさ


漫画『HUNTER×HUNTER』(冨樫義博)



岡田先生のおすすめポイント

『HUNTER×HUNTER』の面白さっていうのは
描いてあるネームとか設定を理解できない小学生でも面白いところがすごいんだよ



作者冨樫義博
出版社集英社
発表期間1998年~
あらすじ

少年ゴン=フリークスは、行方不明の父ジンに会うため、彼と同じ“ハンター”になることを決意する。

幼少期にハンターの青年カイトに命を救われたことをきっかけに、父の存在と職業を知る。

里親ミトの条件を乗り越え、ハンター試験に挑むべく故郷を旅立ち、仲間との絆を深めながら成長していく冒険譚。

2022年7月時点でシリーズ累計発行部数(デジタル版を含む)は8,400万部を突破している。



岡田先生
岡田先生

『HUNTER×HUNTER』っていうのはキャラの顔を見て、そこに出てくる表情とか感情を読んでるだけで

小学校の中学年、つまり3年生4年生ぐらいでも何とかついてこれるってことをやってるから、すごいんだよな

面白さっていうのが、上の方へ上げていくっていうのはそんな難しくないんだけども、あえて下げて

下げるってことはないんだ、複雑なことをやりながら、いかに子どもにもわかるっていう風なことをちゃんと気を遣ってるところがすごいんだ





『トトロ』の都市伝説で有名どころってあるじゃん


映画『となりのトトロ』



岡田先生のおすすめポイント

そういう解釈の幅が生まれちゃうのはコンテの不備のせいで
何でかって言うと、トトロって、尺、時間の問題で1分ぐらい切ってんだよ
コンテがあるのに




静止画は、スタジオジブリ公式サイトより引用しています。
引用元:
https://www.ghibli.jp/works/totoro/

原作・脚本・監督宮﨑 駿
制作スタジオジブリ
公開1988年
あらすじ

昭和30年代前半、日本の田舎に引っ越してきた草壁一家の姉妹サツキとメイ。

病気の母を想いながら新生活を始めた2人は、黒くて小さな「マックロクロスケ」や、どんぐりを運ぶ不思議な生きもの・トトロと出会う。

子どもにしか見えないとされる彼らとの交流を通じて、姉妹は自然と心を通わせていく。

『火垂るの墓』と同時上映された、幻想的なファンタジー作品。



岡田先生
岡田先生

どんな1分かって言うと

宮崎駿のコンテでは、(サツキが「トトロ、メイがいないの、助けて」と言うと)トトロは聞いた瞬間にガーッと木の上登るんだって。トトロの目が望遠モードになるんだって(笑)

望遠モードって何かって言うと、あの目がグン、グン、グングンって前出て、5段ぐらいのレンズになるんだって、ギューンと(笑)で、ぶわーって見たら、メイが見えるんだって、泣いてるメイが

それでネコバス呼んで行くっていう話になってて、宮崎駿ノリノリで描いてて、「これだー」っていう風に描いてったら、スタッフが「これいらないですよ」って言って(笑)

尺もあと5秒どこかで切らなきゃいけない、だって併映の『火垂るの墓』の秒数もあるからさ、もう時間いっぱいいっぱいなんだよ。「なくてもいけますよ」って言われて、宮崎駿も確かになくていけるし、作画的に面倒くさいシーンだから、ない方が楽だなと思ってズバッと切っちゃったんだって

ズバッと切った結果、「メイがいないの、助けて」って言った時に、いきなりトトロがネコバス呼んじゃうから、都市伝説が生まれる元になってしまった

ノーカット版っていうのが将来作られることがあったら、目がレンズ上にグングングングンって伸びるシーンがきっと入ると思うので、楽しみにしといてください





『エヴァ』の元ネタの一つ


アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』



岡田先生のおすすめポイント

『エヴァ』、庵野秀明作品っていうのは基本的に
今まで自分が見た作品で好きなものを庵野の中で合成して作るっていう
”庵野秀明天下一武道会”みたいなのが、庵野君の作品の作り方なんだ



原作・監督庵野秀明
アニメーション制作タツノコプロ
GAINAX
話数全26話
放送1995~1996年
主なキャスト緒方恵美、林原めぐみ、
宮村優子、三石琴乃、
石田彰
あらすじ

1990年代に始まる第3次アニメブームのきっかけとなった作品。

セカンドインパクトで世界が半壊した15年後の西暦2015年、謎の敵「使徒」が第3新東京市に襲来。

14歳の少年・碇シンジは、父の命で人型兵器エヴァンゲリオンの操縦者に選ばれ、人類の命運を背負うことに。

少年たちは葛藤と戦いの中で、“使徒”の正体と人類の真実に迫っていく。



岡田先生
岡田先生

こういうのがあった、こういうのがあった、こういうのがあった

それを最後は”少女漫画の文法”の中でガッと混ぜて作るから

面白いものが出てくるんだけれども





漫画『BASTARD!!』(萩原一至)



岡田先生のおすすめポイント

『BASTARD!!』の中に出てくる、登場する天使っていうのがウルトラマンそっくりで
みんな「ジュワッ」とか「ヘヤッ」とかって言うんだよな



作者萩原一至
出版社集英社
発表期間1988年~
あらすじ

魔力が支配する時代、古の魔法使いダーク・シュナイダーは少年ルーシェの中に封印されていた。

15年後、彼は復活し、世界の命運を懸けて戦士や魔物、邪神、天使・悪魔と壮絶な戦いを繰り広げる。

ダークファンタジー色の濃い壮大なバトル漫画で、累計発行部数は3000万部を突破している。



岡田先生
岡田先生

使徒っていうのは、俺にしてみればあのウルトラマンたちなんだよな

それがあまり知られてない

本当言えば、使徒っていうのがなんで羽根生えてるのか、っていうのがその『BASTARD!!』の中に出てくる、ウルトラマンに割と似てる天使たちの羽の生え方と凄い似てるんで

まあこういう元ネタみたいなのを探すのが好きな人は1回見ておいてください





都市伝説でも何でもないんだけど、『少年ジャンプ』の話、していいですか


漫画『めだかボックス』(原作:西尾維新、作画:暁月あきら)



岡田先生のおすすめポイント

言葉のすごさっていうのが俺、『めだかボックス』の魅力の本質だと思ってる
 なのに、あんな古臭い絵で(笑)、よく頑張ってるよって俺、応援してるんだけどな



原作西尾維新
作画暁月あきら
出版社集英社
発表期間2009~2013年
あらすじ

完璧超人の生徒会長・黒神めだかが、学園内の悩みや事件を仲間と共に解決していく物語。

目安箱「めだかボックス」を通じて寄せられる依頼に応えつつ、天才を人工的に生み出す「フラスコ計画」や第三勢力との対立にも挑む。

超人的な能力を持つ者たちの戦いを描きながらも、相手の更生や成長を重視するヒューマンドラマが展開される。



岡田先生
岡田先生

もうね、『めだかボックス』頑張ってるよ

”頑張ってる”の意味は何かって言うと、絵が古いじゃん、はっきり言って。『るろうに剣心』より前の絵だよ、あれどう見ても

話も面白いんだけど、あの面白さっていうのはテキストというか、セリフの面白さなんだよな。原作者が練り込んだセリフの面白さ

よくよく見てみると、何だろうな、あの『めだかボックス』ってさ、やってることはただ単に普通のバトル漫画なんだ

何が凄いかって、デコレーションなんだよ、セリフのデコレーションで、過激っぽいセリフ、バンバン入れてるんだよね

「そんなことを信じるのは『ジャンプ』の読者だけだ」とか、「漫画ではそうなるんだけど現実はそうはならない」っていう、漫画読んでる人間が思わずドキッとしてしまうセリフのデコレーションによって持たせてる





あとね、なんか最近好きなのが、ごめんな、漫画の話延々


漫画『ドリフターズ』(平野耕太)



岡田先生のおすすめポイント

都市伝説なんだけど、この間、作者の平野耕太がすごい嬉しそうに
いつスティーブ・ジョブズ出そうかなって言ったそうなんだよ(笑)



作者平野耕太
出版社少年画報社
発表期間2009年~
あらすじ

関ヶ原の戦いで命を懸けた島津豊久は、死の間際に異世界へと転移する。

そこには織田信長や那須与一など、歴史を超えて集まった英雄たちがいた。

彼ら「ドリフターズ」は、世界の破滅を企む「エンズ」との壮絶な戦いに挑む。

武士の誇りを胸に、豊久は異世界の運命を変える戦場を駆け抜ける――!



岡田先生
岡田先生

あいつ凄いよね、ヒットラーとかさ、ジャンヌ・ダルクとかさ、あと何だろう、ハンニバルとかさ、そういう歴史上の人物が戦ってるところに、スティーブ・ジョブズ出すこと考えてるらしいんだよ(笑)

もちろんスティーブ・ジョブズはiPad持って戦うらしいんだよ(笑)

かっこいいー、平野耕太、頑張れ、そこまで描いてくれって思ってさ、めっちゃ嬉しい(笑)





手塚治虫の伝説


漫画『ブラック・ジャック創作秘話』(原作:宮崎克、作画:吉本浩二)



岡田先生のおすすめポイント

人生2回目のすごい忙しい時期が来たっていう時代の、手塚治虫の伝記漫画なんだけども
 何がすごいかって、見たことがないぐらい小汚い手塚治虫が出てくるんだよ(笑)



原作宮崎克
作画吉本浩二
出版社秋田書店
発表期間2009~2014年
巻数全5巻
あらすじ

漫画の神様・手塚治虫の創作現場を描いた実録ノンフィクション。

『ブラック・ジャック』をはじめ、数々の作品の制作秘話を関係者の証言で再現。

編集者やアシスタント、家族へのインタビューをもとに、舞台裏を漫画化。

後に漫画家となったアシスタントたちの証言も交え、創作の熱量を伝える。



岡田先生
岡田先生

帽子と眼鏡だけみんなが知ってる手塚治虫で、顔が全部イヤな感じなんだけどもさ(笑)、すっげえ面白いの

この中に出てくる手塚治虫というのが、もう本当に困ったちゃんで、もう嘘をつくわ、締め切りは守らないわ、わがままでもう大変なんだけども、でも中でも編集者が言ってんのが、もう本当にこんなやつイヤで、殴ってやろうかと思ったって

殴った人の話もさ、この本じゃなくて別の本で見たことあるんだけど、本当に何かこう、困ったやつで、二度と仕事したくないって思って逃げちゃう人もいるんだって

でも、逃げた後、振り返ったら、いやあ、逃げた後の手塚治虫って振り返ってみたら、富士山なんです

遠くから見る富士山って言うのはすっくと立って、本当に綺麗なんです。でも近くへ行くと、山道とかがあって険しいんですっていうのがあって(笑)、いい話だよなあ、天才と付き合うっていうのはそういうことなんだよなぁ

海原雄山のところにいつまでもいる中川の気持ちがよくわかるよなあと俺は思ったよ(笑)





「富樫見習え」(コメント)って書いてるけど、富樫は富樫で努力してると思うよ。手塚先生と違う意味で努力してる


アニメ『100万年地球の旅 バンダーブック』



岡田先生のおすすめポイント

天才が骨身を削って真剣になって
男同士が血の涙を流しながらでも面白いのがあるとは限らないんだから
「手塚伝説」ってのがあるんだったら、「冨樫伝説」というのもあると思うよ



原案・構成・演出・総監督手塚治虫
アニメーション制作日本テレビ、手塚プロダクション
話数全1話
放送1978年
主なキャスト水島裕、小山茉美、
大平透、富田耕生、
伊武雅刀
あらすじ

宇宙船爆破から逃れた地球人の赤ん坊は、平和を重んじる惑星ゾービで王子として育てられる。

成長したバンダーは、自らの出生の秘密と地球人の暴力性に葛藤しながら、宇宙海賊や独裁者ビドルとの戦いに身を投じる。

過去と向き合い、兄との再会を経て、未来を変えるため最後の決戦へと挑む。



岡田先生
岡田先生

『ブラック・ジャック制作秘話』の中で面白かったのはさ、「アニメ地獄」っていう回があってさ(笑)

ほかの時には地獄とまでは描いてないんだけど、「アニメ地獄」っていうのがあって、『100万年地球の旅 バンダーブック』っていう、「愛は地球を救う24時間テレビ」の2時間アニメスペシャルをやった時の回があったんだよ

「すごい苦労したんだけども、『バンダーブック』は大成功で名作が仕上がりました」って漫画の中に描いてるんだけども、騙されてはいけない

俺は『バンダーブック』ちゃんと見たよ。面白くないアニメだったよ(笑)

だから、そこまでして天才が骨身を削って真剣になって、男同士が血の涙を流しながらでも、面白いのがあるとは限らないんだから、手塚伝説ってのがあるんだったら、冨樫伝説というのもあると思う

あんなに落としてて、なんか俺たちからしたら、ろくに働いてないように見えても、でも打率高いじゃん。ぜったい面白いもの描いてくれるんだから、それはそれで俺は応援したいなと思います







まとめ


以上、ゼミ第6回目に岡田先生がご紹介された書籍や映像作品のまとめでした。



もものすけ
もものすけ

今回は
手塚治虫先生のお話が多かったです!

記事には載せておりませんが
手塚先生が電話で原稿送信したお話
最高にワクワクでした!!
天才!
!!

気になる方はぜひゼミ本編をご覧ください♪



ではまた次回お会いしましょう~